クロス社についての8
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デービッド・G・ウェイレンがCEOに就任した1999年以降、クロスはさまざまな新製品を出し続け、2011年のカタログを見ると、実に22種類ものペンシリーズが出ています。
最初は発売日順に追っていこうかとも思っていましたが、発売数年で販売終了となったペンもあり、この稿では代表的な数点を紹介するのみにとどめたいと思います。
「センチュリー」1946の発売以来世界中で売れ続けている超定番。
「タウンゼント」創業者の名を冠した、センチュリーを太くした高級品。
「ATX」中太軸で、クリップまで続くなだらかな流線型のライン。
「アポジー」重厚感のある太軸を使った現クロスのフラッグシップ。
私がまだ若かった頃は(いつの話やねんて)、クロスと言えばあの細身のペン(センチュリー)の事でした。
現在は比較的安価なボールペンから、太軸の高級な万年筆、多機能ペンまで揃えたオールレンジな品揃えになっています。
実はキリタが使っているボールペンの芯もセンチュリーと同規格の芯ですが、当時相当に流通量があったので採用した物でした。
今はクロスだけでも数種類の芯が出ており、以前に比べるとあの細身のロス芯のシェアも下がっているので、同規格の芯を使っているキリタのためにも、これからもクロスには頑張って貰いたいと思っています。
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この記事は2011年12月初掲 名入れボールペンの【ペン工房キリタ】