プレスクリップの東京金属についての3
プレスクリップの東京金属についての3>
東京葛飾の本社工場では、型の設計・製作と、単発式のプレス機による生産が行われていて、千葉県白井の工業団地にある千葉工場で順送型による量産品の生産と焼き入れ作業をしています。
焼き入れの設備は、クリップ以外の他の雑多な小物にも使用できるため、別会社として独立させ、筆記具業界や、その他の色々な業界の製品の焼き入れも請け負って行っています。
先に紹介したスライドクリップの販売会社と併せて2社の関連会社となっていますが、これは実績のある従業員への「独立への道の提供」という意義も持っています。
兄弟3人で始めた東金ですが、現在では長男の藤原さんのご子息が社長、三男の藤原さんのご子息が常務と、見事に世代交代がなされ、トロイカ体制がそのまま引き継がれています。
国内では圧倒的なシェアを持っていますので、この校をお読みの皆さんが持っているペンのクリップは、かなりの確率で東金製品なのです。
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この記事は2010年1月初掲 名入れボールペンの【ペン工房キリタ】