金属挽き物加工の11
金属挽き物加工の11>
プログラムの構成は、こんな感じです。(あくまで雰囲気)
[主軸を回転させるコマンド]:スピードを指定する数値;
[刃物台1を動かすコマンド]:座標を示す数値,スピードを指定する数値;
[刃物台1を戻すコマンド];
[刃物台2を動かすコマンド]:座標を示す数値,スピードを指定する数値:
:次の座標を示す数値;
[刃物台2を戻すコマンド];
・
・
・
[製品受け台を動かすコマンド]
[チャックを開いて材料を繰り出すコマンド]
この繰り返しで2.5mmの材料から、小さな部品を次々に削って行きます。
自動旋盤に比べ、NC旋盤ではサーボモータによって機械の動きの自由度が高く、複雑な形状を作れます。
そのため現在では、挽き物屋さんの旋盤のほとんどがNC旋盤に置き換わりつつあります。
キリタでは、一番古い物で50年位前の自動旋盤もあり、比較的新しいNC旋盤もありで、新旧取り混ぜて目的に合わせて活用しています。
—————————————————————————————————-
ウェブサイトのワードプレス化に当たり、記事の移し替えの為、古い記事を再掲載しています。
この記事は2011年8月初掲 名入れボールペンの【ペン工房キリタ】