クロス社についての5
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センチュリーシリーズで好調なクロスは、1949年には「機構上永久保証制度」を導入し、さらに成長を加速させます。
この制度は現在でも続いていますが、最近ではあまりこの制度を前面に押し出してはいないような感じはしますね。
1971年には株式の公開による増資をし、その後の十数年間では記録的な業績をたたき出しました。
第2次世界大戦後、ボールペンは急速に世界中で普及し始めましたが、ヨーロッパの伝統的なペンメーカーがまだ太身の万年筆を作っている間に、米国の企業であるクロスは細身の高級ボールペンで大成功を収めた訳ですね。
個人的にはアメリカ人のあのでっかい手には、センチュリーは細すぎて使いにくいんじゃないかと思うんですけどねぇ。
こうして好調な売上げで世界一のペンメーカーとなったクロスですが、しかし1990年代に入ると風向きが変わってきます。
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この記事は2011年11月初掲 名入れボールペンの【ペン工房キリタ】