輪島漆蒔絵ボールペン開発秘話、その5
輪島漆蒔絵ボールペン開発秘話、その5>
塗り:
採取された漆液は濾過、精製され、器などに塗られます。
器の素材は当然木製が中心ですが、漆自体は素材を選ばず金属やガラスなどに塗ることも可能です。
塗りは下塗り、中塗り、上塗りを各3回程度ずつ、合計10回近くの重ね塗りを行います。
道具としては、下塗りには専用のへら、中塗り・上塗りには特殊な刷毛が使われます。
1回塗る毎に乾燥機にかけて乾燥させるため、全行程が完了するまでにはものすごい日数がかることになります。
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この記事は2012年1月初掲 名入れボールペンの【ペン工房キリタ】