パーカーについて、その10(最終回)

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最後に紹介するのは2011年に発売された「インジェニュイティ」です。
これはパーカーが開発した全く新しいペン先「パーカー5th」を採用した初の製品となります。

5thの意味は万年筆、油性ボールペン、水性ボールペン、サインペン(マジック)に続く5番目のインク供給システムという意味で、全ての筆記具のいいとこ取りをした究極の書き味とのこと。

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具体的には万年筆のような”しなり”が有り、油性ボールペンのような耐久性・耐光性・耐水性があり、水性ボールペンのように滑らかにインクが出るサインペンのようなペンらしいです。
大型店では試し書きもできるようなので、機会があれば試してみてください。(定価で2万円前後です。)

最後の最後に、パーカーが約80年前の1931年から販売している万年筆用のボトルインクである「クインク」を紹介します。

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最近でこそ他の欧米メーカーのボトルインクも手軽に買えるようになりましたが、以前はインクのボトルと言えばクインクが定番で、何処に行っても目にするインクのボトルはクインクでした。
写真を見ていただければ、あぁこれかと見覚えのある方も多いと思います。

長く続いたパーカーについても今回が最終回となります。

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この記事は2012年8月初掲 名入れボールペンの【ペン工房キリタ】