【平八個人話】16/12/11 切った柿から

【平八個人話】16/12/11 切った柿から>

工房のある桐田家の庭には柿の木が2本あるのですが、1本はさほど美味しくないけど甘柿で、もう1本は庭の隅で隣家との協会にある渋柿です。

この渋柿の木、隣家に枯れ葉が入って困ると言うことで、実は数年前にかなりばっさり切ってしまいました。

全ての枝の他、幹もかなり切ったのですが、完全に根元から切るのは大変だったので、人間の胸くらいの高さで切りました。

ちょっと寂しい気もしましたが、やはり臨家とのトラブルは避けたいですし、仕方ありません。まぁ渋柿でしたしね。

そうして数年が経った切り倒した柿の木ですが、わずかに残った幹からいつの間にか新しい枝が出て、今年はついに実をかなりの数つけたのです。

そう言えば昔からの諺に、「桜折る馬鹿、柿折らぬ馬鹿」と言うのがありますが、柿は折っても新しい枝が出てくる、と言うか、折った方が良いのですね。

自然の生命力に改めて驚かされますね。でも成った実はどうしよう。

干し柿にして隣家に持っていこうか、考え中です。

kaki
(収穫をする前に写真を撮るのを忘れていました。)

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