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PENうんちくの記事一覧
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ケーファー開発秘話・発展遍4
ケーファー開発秘話・発展遍4> 今年(2010年)に入って、天金柄の勢力図を大きく塗り替えたのが、スワロフスキー入りの天金をつけたケーファーです。 それまでのケーファーは、以前のこの稿でも触れたように、直線的で硬い男性的 […]
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ケーファー開発秘話・発展遍3
ケーファー開発秘話・発展遍3> ケーファーの本体カラーは、ブラック、ワイン、ダークブルーの3色ですが、その中でダークブルーはかなり濃い、黒に近い濃紺でした。 深みがあってとても良い濃紺で評判も良かったのですが、1つ困った […]
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ケーファー開発秘話・発展遍1
ケーファー開発秘話・発展遍1> その他の細かな進化として、クリップの座金部分の肉厚の変更や、メッキのロジウム化なども密かに行ってきた改良です。 クリップのバネ性の強さは、プレスで作る板バネの場合、折り曲げ方と板の肉厚で決 […]
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ケーファー開発秘話・発展遍1
ケーファー開発秘話・発展遍1> 2005年の発売時から一見何も変わっていないように見えるケーファーですが、実際には目に見えないところでかなりの進化をしてきています。 これからの数週間では、ケーファー改良の歴史をご紹介いた […]
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ケーファー開発秘話・開発遍15
ケーファー開発秘話・開発遍15> 結局、イマイチ表面の肌の悪いクリップは、選別しながら3年間程使い続けました。 苦しい台所事情と型代を考えると、簡単に作り直すこともできません でした。でも、いつまでも歩留まりが悪いままと […]
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ケーファー開発秘話・開発遍14
ケーファー開発秘話・開発遍14> 成型条件を見直して丁寧に成型して貰ってもまだ綺麗にならないキャストクリップの表面の問題に、もうこの頃になると、頭の中はグチャグチャで、どうして良いか分からなくなっています。 既に3ロット […]
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ケーファー開発秘話・開発遍13
ケーファー開発秘話・開発遍13> とにかく言い合っていても話は進まないので、メッキが上がっているものは選別をし、次回のメッキ時からはコストが多少上がっても良いから研磨を入念にして貰うことにしました。 そして数ヶ月後に次の […]
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ケーファー開発秘話・開発遍12
ケーファー開発秘話・開発遍12> 型代を安く作れたと喜んでいたクリップのダイキャストですが、いざ製造を始めて見ると、組立現場から不満の声が上がってきました。 メッキ上がりの仕上がりが、今一綺麗じゃないというんです。 通常 […]
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ケーファー開発秘話・開発遍11
ケーファー開発秘話・開発遍11> ケーファーの開発で、最もお金がかかったのがクリップの型代でした。 鋳物の型には何種類かあり、価格もまちまちです。 装飾品・アクセサリーなどにはワックス(ろう)型とかゴム型と呼ばれる、原型 […]
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ケーファー開発秘話・開発遍10
ケーファー開発秘話・開発遍10> ケーファーで天金に並んでもう一つ特徴的な部品がクリップです。 ここ数年の間に、世界の高級筆記具業界の間では、クリップの個性化がもの凄く進みました。 元々クリップは「ペンの顔」とも言われ、 […]