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サインペンの歴史の記事一覧
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サインペンの歴史、その11
サインペンの歴史、その11> 呉竹より1年早く発売された他社の筆ペンでは筆独特の書き味が再現されていないと感じた呉竹の開発陣は、書き味を追求した筆ペンの開発に没頭します。 具体的に目指したのは、筆圧の強弱によって太い字と […]
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サインペンの歴史、その10
サインペンの歴史、その10> 呉竹が筆ペンの開発に乗り出したきっかけは、意外にも為替の急激な変動だったそうです。 1971年、ニクソンショックに続くスミソニアン協定でドルは急激に値を下げ、円高による輸出の減少に繋がりまし […]
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サインペンの歴史、その9
サインペンの歴史、その9> 寺西化学工業の油性マジック、ぺんてるの水性サインペンと紹介してきましたが、ペン先に繊維を使ったペンでもう一つ大きな市場を持つ物に筆ペンがあります。 筆ペンそのものについての詳細説明はいらないで […]
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サインペンの歴史、その8
サインペンの歴史、その8> ジョンソン大統領からの注文によって猛烈に売れ出したサインペンですが、さらに、NASAによる採用で販売がさらに加速します。 無重力状態においては、万年筆や通常ボールペンのように重力によってインク […]
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サインペンの歴史、その7
サインペンの歴史、その7> 研究に3年を費やし、自信を持って発売を開始したぺんてるのサインペンですが、始めはなかなか国内では売れなかったようです。 そこでぺんてるはアメリカ市場での売り込みを図ることにし、各地で営業活動を […]
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サインペンの歴史、その6
サインペンの歴史、その6> 油性のマジックが発売されたのが1953年(昭和28年)であるのに対して、水性のサインペンの発売はマジックから10年遅れた1963年(昭和38年)になります。 発売したのは現在のぺんてる、当時の […]
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サインペンの歴史、その5
サインペンの歴史、その5> 苦労して開発し、発売にこぎ着けたマジックインキですが、一般に普及・浸透するまでには、また販売面での苦労もあったようです。 何しろ今までの日本には存在しない商品だけに、認知度が高まるまでの最初の […]
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サインペンの歴史、その4
サインペンの歴史、その4> 日本でのフェルトペンの元祖は、1953年に寺西化学工業から発売されたマジックインキです。 寺西化学がマジックを開発したきっかけは、太平洋戦争の終結から6年後の1951年に行われた「アメリカ産業 […]
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サインペンの歴史、その3
サインペンの歴史、その3> 前回サインペンという呼び方は商標が絡むので、フェルトペンという呼び方が適切だろうと言う話をしました。 しかし、現在のサインペンではフェルト以外の化学繊維も使われているため、本当はフェルトペンと […]
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サインペンの歴史、その2
サインペンの歴史、その2> この稿の題名は「サインペンの歴史」であり、前回からサインペン、サインペンと呼んでいますが、実際にはこのサインペンという呼称はぺんてる(株)の商標で、本来特定のペンをさす言葉です。 この分野のペ […]