フルハルター訪問記　その8>

試し書きをしながら、森山さんと色々お話しをしました。その時に感じたのは、注文をしに来たときよりも、森山さんがリラックスしてとても楽しそうに万年筆について語っていた印象でした。

どうも注文時には、書き手の姿勢やクセを見るために、僕のことを観察していて、そのため言葉もあまり多くなかったようです。

でもやはり製品が完成してお客に渡した後の方が緊張も解けて、万年筆の魅力を、とてもチャーミングな笑顔で延々と語ってくれました。

ただ残念だったのは、その笑顔を写真に撮りたくて撮影の許可を求めたのですが、森山さんは大の写真嫌いとのことで、正面からの写真はどうしても撮らせてくれませんでした。

ネットで探すと顔写真もチラチラと散見するのですが、それらは取材と言うことでかなりイヤイヤ撮らされたのだとか。

と言う事で、唯一店内で撮れたのが、横顔でしかも顔が半分しか写っていない写真が一枚でした。

（うんちく話のまとめ読みはこちらから）

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