フルハルター訪問記 その9
フルハルター訪問記 その9>
フルハルターで入れて貰った試し書き用のインクはすぐに無くなったので、改めて自宅でインクの初吸入に挑戦しました。
ペン尻を回すと中の空気が押し出され、尻部が突き出てきます。その状態からインク壺にペン先を浸し、尻部を再び締めていくとインクが吸入されていきます。
この作業は、慣れないとかなりの確率で、インクが手につくので要注意です。(私も当然、手がインクだらけになりました。)
インクにはペリカンのNo.4001ブルーブラックを使用しています。
落ち着いたガラス瓶に入ったこのインクは、ペリカンが1901年に発売を始めた製品で、万年筆用インクの定番中の定番です。
私の持っている瓶は、かなり以前に友人で手紙文化振興家のむらかみかずこさんから、ガラスペンをいただいた時についてきた瓶です。
ガラスペンはここ数年人気で、洒落たペン屋さん等で売られていますね。
インクを付け付け使うのですが、私は物の扱いが杜撰なため、なんかガラスを割りそうで怖くて、使えないで置いてあったんです。
その結果、一緒についてきたインクも使われないまま数年間放置していたので、今回ようやく日の目を見ることになりました。
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名入れボールペンの【ペン工房キリタ】