ペリカンの歴史、その4
ペリカンの歴史、その4>
1880年代から1890年代には、販売されるインクの種類はかなり細分化され素材や用途によって多岐にわたるラインナップだったようです。
ペリカンジャパンのサイトを見ると、当時の価格表には例えば、炭疸菌インク、皇帝インク、首相インク、記録保存用インク、香水入り女性用インク、オフィス用インク、学校用インクなどの記述があったそうです。
1884年にウオーターマンが万年筆を開発すると、その数年後には万年筆用インクの製造を始めていました。
1901年にはペリカンのインクの中でも有名な4001シリーズを発売し、記録的な売上げを上げました。このインクはペリカンの歴史の中でも最も人気が高く、現在でも世界中で販売され続けています。
1904年には、接着材ペリカノールを発売。紙用の接着材としては、当時の革命的な製品でした。
1906年には、ハノーバー郊外に広大な敷地を購入し、今もハノーバーの歴史的建造物として保存されているお城のような工場を建設しました。
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