商品、拝受しております。素直な感想を申し上げます。

１．外観
（１）非常に細かな疵が２か所ありました。
一つは打痕で１ｍｍ未満。もう一つは２ｍｍ程度の長さの筋状の疵です。
研削の筋目とは明らかに違いますので疵と言って間違いは無いと思います。
但し、使用上問題ありませんので、返品とか修理とかをお願いするつもりはありません。このまま、使って行くつもりです。
しかしながら、贈答用に購入する方には勧められません。何といっても５万円ですから。受け取る側が神経質な人とかだとちょっと心配です。
でも品質管理基準というか疵の許容範囲を今以上に狭めると値段を倍か３倍にしなくちゃ合わなくなるのだろうな、と推察します。銀は柔らかいですからね。
海外の宝飾ブランドだったら、文句が出たら即交換とか言って１本、３０万円くらいで売り出すのでしょうね、きっと。
ということで、結論は十分満足しています。値上げしないでね。

（２）クリップは不要
クリップは不要と思います。第１に重くて胸ポケットに入れる気がしません。転がり防止には他の方法もあるのでは？
第２にクリップの色目が好きになれません。せめて艶消くらいはして欲しいと感じました。
（出来上がったものを見てやっぱり前の方が良かったと言い出すかもしれませんから、あくまで素人の思い付きですよ）

（３）デザイン
一見、遊びを極力排して武骨さ・シンプルさで勝負しているように見えますが、もっともっとストイックになって欲しいです。
例えばＫＩＲＩＴＡの文字はもっと目立たなくして欲しいです。「日本」をわざわざ漢字にしているのはあざとく感じます。
ヤードオレッドの「925」は刻印ですがもっと小さいです。いっそ文字はすべて内側にしては如何でしょうか？
貴社のブランドを貶してるのではありませんよ。羽織の裏地に凝る、というか、世の中にはライカの赤バッジを黒く塗りつぶして悦に入っている人も多いのです。
表面肌の研削（ヘアライン研磨とも少し違うようですね）の目は使いこんでゆくと、どう変化するか楽しみです。旋盤で削ったままの素の肌のように見えます。ラッピング加工もしていないのですか？　大胆で非常に驚きました。

２．ペンケースは不要
私は内使いでガシガシ使用するつもりですので、保管用のペンケースは要りません。むしろ、持運び用にペンシ―スを付けて欲しいです。
贈答用に購入する方にはもっと豪華な専用ケースを有償で販売すれば良いのではと思います。　あ、ひょっとして需要のほとんどが贈答用？

３．その他
骨太なコンセプトに好感を抱きますが、まだ昇華しきれていないという気がします。特にデザインはもっとシンプルに徹し美しさを追及してほしいです。
機能・性能・使用感については使いこんでゆくうちに・・・総じて、いろいろ楽しめる良いペンだと思います。

神奈川県　Ｔ．Ａ　様

お買い上げいただいた無垢ボールペンはこちら

一昨日、銀無垢ボールペン（カーブタイプ）を受領いたしました。存在感、機能美等、本当に素晴らしい逸品だと衷心より思います。
一般社会ではブランドに関する定義や概念を様々な捉え方による発信をよく見受けますが、キリタ工房の職人様が手作りされたこの様な作品は日本が誇る世界に冠たる本当の意味での超一流「ブランド」ではないかと改めて確信しました。
今まで購入させていただきました９２５、ケーファー、この銀無垢ボールペンは日常使いしてこそ、その真価を発揮する筆記具であると強く思いますし実際に毎日使用しています。
手書き文書が増えることで（手紙や葉書を通じて）日々の充実感も増しているようにも感じます。
キリタ工房の筆記具は本当に書きやすい、また書きたくなる筆記具です。クロスとののリフィル互換性もGoodです。
今後も他の作品を発注するかと思いますがその際もどうぞよろしくお願いします。

静岡県　吉田　康洋　様