お、重いぃ! その重量にビックリしてください。
無垢の金属棒から、職人が1本1本削りだしました。
ペン工房キリタで安定した人気を誇る2つのペンに、シルバー925ボールペンとベークライトボールペンがあります。
この2つの製品の魅力を合体させた物が、今回発売する「無垢」シリーズのボールペンです。
シルバー925とブラス(真鍮)の無垢棒を、卓上旋盤を使って、キリタの職人加川が、1本ずつ形を削り出してペンに仕上げています。
シルバー925の魅力は、メッキや塗装・クリアなどの表面処理をしない金属素材の風合い。
そしてベークの魅力は、樹脂の無垢棒を1本ずつ削り出して作られる手作りの質感です。
その2つの魅力に、金属の固まりとしての重量感が加わってできた製品です。
今回はシルバーの他にブラス(真鍮・黄銅)の棒材からも製作しました。
棒の状態から削るのは、内側は回転メカと芯の入る分の穴だけ。
外観も最低限の削りだけで、先金や中間リングも一体の削り出しです。
最低限の穴だけを空けることで、ガッツリと肉厚を残し、過去にないずっしりとした重量感を実現 しています。
今回、使用する素材として純銀無垢材(シルバー925)と真鍮無垢材(ブラス)を、ペンの形状として全体にカーブがかかった物とストレートのままの物の、合計4種類を用意しました。
カーブ、ストレート共に縦目のマット仕上げとなります。
どちらも表面はメッキもクリアもしていませんから、素材の味わいがそのまま伝わってきます。
銀は勿論、真鍮も使っていくうちに若干変色をしてきます。
塗どちらも柔らかい金属ですので、小キズはつきやすいです
常に磨き上げて使うも良し、経年変化を楽しみつつ使って行くも良しです。
(研磨剤入りの金属用磨き布を使用する方法もありますが、磨いていくと、マットの目が薄くなっていきます。)
同じペンを2本買った場合、並べてみるとカーブの形が微妙~~に違ってたり、手作業で施したマットが見た目をいびつに感じさせたりするかもしれません。(実際には真円が出ています。)
全て手作業で製作しているが故の個体差=世界に1本の味わいと思ってください。
一見して別部品に見える先金やリングも、実際は最初の無垢棒から一体で削り出しています。
ぱっと見た第一印象は、実にシンプルでなんの特徴もないペンでしょう。
長さ135mm、太さ10mmは、最も平均的な数値であり、形状にもはっきり言ってなんの特徴もないオーソドックスな形です。
しかし実際に手に取ってみた時、まず手のひらに伝わるずっしりとした重さにビックリすると思います。
ちょっとした文鎮のような重みがあります。正直、長時間書き続けることはきついかもしれません。
ただ、重量バランス的には、回転メカが格納される後軸の方が深い穴を空けてあるため若干軽く、先軸の方がより重いため思ったほど書きにくくはありません。
ちなみに重量を他のペンと比較してみると、
ラミー2000:21g
キリタケーファー:36g
キリタシルバー925:32g
に対し
無垢シルバー:76g
無垢ブラス:63g
と圧倒的です。
右手でペンの端を持って、左手の手の平をぺんぺんと叩いてみてください。
叩かれるその痛い感触が、中身の詰まった重い金属を実感させます。
ボールペンのインクは油性です。
書き味の傾向としては、最近のゲルやなめらか油性のようにインクがどんどん出てくると言うよりは、少し圧を掛けてボールを転がす感じの、手応えのある堅めのしっかりした書き味です。
出来れば冬は手の中で少し暖めて、柔らかめの紙の上でお使いください。
米国クロス社の同型の芯とも互換性があります。
スペック表
■種類:ボールペン(回転繰り出し式)0.8(中字)
■素材:シルバー925/真鍮
■表面処理: ヘアーラインマット
■重量: シルバー76g、真鍮63g
■寸法: 全長135mm、太さ10mm、22g
■その他: クリップはスチール製
確かに最初に感じるのは重さかもしれませんが、
落ち着いてなぜ回していると感じるのは、その素材感です。
メッキも塗装もクリアもしていない銀と黄銅の触感は、独特です。
先ず感じるのはヒヤッとした金属の冷たさ。そしてその後に銀や黄銅独特の柔らかさや暖かさを感じます。
最初に冷たさを感じ、その後に暖かさを感じるというのは不思議に思うかもしれません。
触った瞬間に金属としての冷たさはあっても、それは他の金属、例えばクロームメッキ品のような冷たさではなく、銀と黄銅は他の金属に比べると柔らかく、そして暖かい感じがするのです。
熱伝導率も高く、さらに握っていると、手のぬくもりが伝わってだんだんと暖かく感じられます。
1本1本手作りしているため、また銀は特に柔らかい素材のため、極小さな凹みキズや、拭き取りに使った布目キズがあります。ご了承下さい。
銀や真鍮磨きには日本磨料工業のピカールをお薦めします。
管楽器店や仏壇屋などに必ず置いてある定番品です。
筆記具ギフトの良いところ
その1:実用的で本当に役立つ品物です。置物のように処分に困ることがありません。
その2:ファッション系の物ほど好みに左右されず、確実に喜ばれます。
その3:いつも贈られた人の身近にあって送り主のことを思い出して貰えます。
その4:持ち歩くにも嵩張らず、渡しやすく、持ち帰りやすいので便利です。
贈りやすく、受け取りやすい筆記具(特に万年筆よりボールペン)は、、ギフトの王様です。
埼玉県 小澤 様
この2週間あまり何かうきうきとした気持ちで過ごせたのも今日の日のためだったと今更ながら感じます。
今回初めて自分のものでぜいたく品と呼べるものを購入しました。たかがボールペンにという思いもありましたが、子供たちに残せるものとして後々まで思い出してもらえそうなものを考えていた時にボールペンがよいのではないかと思いつきました。
ブランドものではもっと高額なものもありますが、後世の子孫が「なんでも鑑定団」に鑑定を依頼した時に「いい仕事をしていますね」と言われる本物を探していたところ「キリタ」さんのHPを拝見しこれだと思った次第です。
これからいろいろな場面で使いこんで本物の輝きを確かめてみたいと思います。
茨城県 滝本 様
手元に届いてから3週間が過ぎましたが、率直な感想を書きます。また使用頻度は毎日で、手帳を記入する時に使用しています。毎日ペンを使用していると、当初より思っていたほどペン本体の重さは気にならくなり、心地よい感じがするほどです。
ペンに触れた感じは、はじめは冷たいなと思いますが、使っているうちに自分の手のぬくもりがペンに伝わり、温かくなります。長時間使用していますと、少し鉄のような匂いが手につきますが、手を洗うほどではなく、さほど気にはなりません。
手帳カバーにペンクリップで固定し持ち歩いていますが、ペンが手帳から落ちることもなくしっかり固定されています。私の手帳の色合いは、合成レザーのモスグリーンなのですが、無垢ボールペンが黄銅ということもあり、ペンに存在感があります。
ご注文はこちらから
ラッピング、メッセージカード等は、注文画面を進んだステップ3にて指定できます。
削り出し無垢ボールペン 無垢真鍮
直販価格:20,000円(税込22,000円)
外径11mm軸にアップグレードしました。
この製品は豪華ギフトボックスに入れてお届けします。
CART
削り出し無垢ボールペン 無垢シルバー
外径11mm軸にアップグレードしました。
直販価格:60,000円(税込66,000円)
。
この製品は豪華ギフトボックスに入れてお届けします。
ここからは超限定品の紹介です。
倉庫に眠っていた試作品の放出企画です。
真鍮無垢の表面に細かい柄を彫り込んであります。
超肉厚ボディの無垢だから彫れた柄で、指に感じる凹凸感がたまりません。
彫り込んだ感じが、写真で伝わるでしょうか。
真鍮製(ブラス)のみとなります。純銀製はありません。
柄は片側のみとなります。裏側には柄はありません。
名入れはできません。
太さは10mmとなります。
量産は実現しなかったため各2本しかありません。
早い者勝ちです。このままご注文へお進みください。
ご注文はこちらから
ラッピング、メッセージカード等は、注文画面を進んだステップ3にて指定できます。
無垢ボールペン(ブラス) A柄
直販価格:30,000円
(税込33,000円)
(豪華ボックス入り)
ご注文はこちらから
ラッピング、メッセージカード等は、注文画面を進んだステップ3にて指定できます。
無垢ボールペン(ブラス) B柄
直販価格:30,000円
(税込33,000円)
(豪華ボックス入り)
ご注文はこちらから
ラッピング、メッセージカード等は、注文画面を進んだステップ3にて指定できます。
無垢ボールペン(ブラス) C柄
直販価格:30,000円
(税込33,000円)
(豪華ボックス入り)
ご注文はこちらから
ラッピング、メッセージカード等は、注文画面を進んだステップ3にて指定できます。
無垢ボールペン(ブラス) D柄
直販価格:30,000円
(税込33,000円)
(豪華ボックス入り)