手紙の書き方、その1
手紙の書き方、その1>
前回までのブログで、万年筆のペリカンの歴史と、ペリカン販売店のフルハルター訪問記を終了したので、今日からは「手紙の書き方」について連載していきます。
既に2年前のメルマガで書いたもののブログへの再掲となりますがご了承下さい。
内容としては、私の友人でもあるむらかみかずこさんが代表を務める手紙文化振興協会の「手紙の書き方アドバイザー」の2級講座からのものになります。
若者の活字離れは深刻ですが、それでもまだ世の中は文章に溢れています。本格的な原稿を書く機会のある人は少数派でも、ちょっとした報告書や挨拶文などは、まだまだ書かなければならない人も多いでしょう。
ただ、メール全盛のこの時代、便箋に書く手紙となるとぐっと機会が減ってしまうのが実情です。
手紙好きのむらかみさんは、そんな現代日本の現状を何とかしたいと、あえて「文章講座」ではなく「手紙講座」を開設しました。
私が2年前にこの講座を受けたときには、代表のむらかみさん自らが講師を務めていました。
現在は、むらかみさんが育て上げた若手講師による通信講座が中心となっているようです。
詳しくは手紙文化振興協会のサイトでご確認下さいね。
http://www.tegami.or.jp/
この「手紙の書き方」2級講座では、先ずは前段として、手紙文化の衰退の現状と、そんな時代だからこそ手書きメッセージに宿る魅力と、絶大なパワーの説明から入ります。
そして現代人が手紙を書くことを躊躇する原因を、次の3つとします。
1)物理的に書く道具を持っていない。
2)文章を考えるのが苦手。
3)字が汚いので恥ずかしい。
そしてそれらを克服するための方法を、手紙を構成する行程を時系列に5つのパートに分けて説明していきます。
1)便箋を選んで準備する
2)ペンを選んで準備する
3)文章を考える
4)文字を手書きする
5)切手を選んで貼る
(つづく)
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