手紙の書き方、その3

手紙の書き方、その3>

文字を書くためのぺんにも実に様々な種類があります。鉛筆、シャープペン、ボールペン、万年筆、サインペン、筆、筆ペン、ガラスペン等々。

しかしその中でも書く物が手紙という事になると、現実的にはボールペン、筆、筆ペン、万年筆と言うところになります。

ただ筆(筆ペン)は、書道の訓練をした人以外は先ず使えないので、実際にはボールペンと万年筆に絞られます。

万年筆は、取扱いの面倒さと書き味の個体差もあり、実際に使っている人は少ない筆記具ですが、この講座では手紙を書くのに最も推奨している筆記具です。

その理由として、太い線で字が書けることと、力の入れ方で、止め跳ね払いのような線の強弱ができること、インクの滲みが味のある文字になることが上げられます。

ボールペンも勿論お薦めですが、ボールペンの場合は、インク量が多く太い線が書けるゲルインクや水性ボールペンの太字を勧めています。

自分用のノートや手帳用に細字のボールペンを使う人も多いのですが、手紙には手紙用に別に1本太字のペンを用意しましょう。

講座に参加すれば、具体的なお薦めのペンやお店も紹介してくれます。

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2級の講座に申し込むと、「当日に日頃使用しているペンを持ってきて下さい。」との連絡をいただきます。

すると当日にはけっこう色々なボールペンや万年筆が会場に集まる事になり、そこでちょっとした品評会が始まったりします。

この講座を受けようと言う位の人達なので、中にはけっこう文具好きな人もいて、自慢の一本を見せ合ってワイワイと楽しい雰囲気に。

万年筆は、国産ではペン先まで製造している主要3メーカーと、本体のみを手作りしている工房が数カ所あります。

その他アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、イタリアと、みんなが持ち寄ったペンだけで世界一周の気分が味わえます。

むらかみ先生は、日本メーカー海外メーカーを紹介してくれて、さらにその中から先生のお薦めメーカー、お気に入りペンを紹介してくれます。

先生は、なにか自分へご褒美を上げたいときには万年筆を買うそうで、その素敵なコレクションも見せてくれますよ。

万年筆の購入にはお店選びもけっこう重要。講座では先生お薦めの都内の万年筆ショップ数店舗と、ネットショップも紹介してくれます。

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このブログの内容は、2014年にメルマガに書いたものの再掲となります。
現在の講座は通信講座が中心となります。手紙文化振興協会については、協会サイトで最新の情報をご確認ください。
http://www.tegami.or.jp/

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名入れボールペンの【ペン工房キリタ】