手紙の書き方、その4

手紙の書き方、その4>

紙を選んでペンを用意すると、いよいよ文章を考える段階となります。

昔から、何かを考えるときには5W1Hで考えなさいと教わってきましたが、2級講座のこの段では、「何を」に代表される5Wと、「どう」書くかの1Hに分けて解説されます。

交換日記のように何の理由もなくただ近況を書く手紙ももちろんアリです。

ただ実際には、手紙にはそれを書くべき、或いは書いてもよいシーンやシチュエーションがあり、それを知る事で、いつ、何処で、誰に、何を、なぜ書くのかは自然に決まってきます。

手紙や葉書を書くシーンとして先ず思いつくのは、やはり年賀状や暑中見舞いでしょうが、その他にも我々の生活には様々なシーンがあります。

卒業や母の日、クリスマスなどのイベントは手紙やカードを書くのに絶好のチャンスですね。

その他どんなシーンで手紙(葉書・カード)を書くと良いか、講座に参加すると、色々と教えてくれます。

先週書いたシーンの他に、シチュエーションも、手紙を書くきっかけ、つまり「何を」になります。

シチュエーションとは、どんな状況で手紙を書く必要があるか、要はお礼状やお祝い状、お願いやお断り、お見舞いやお詫びなどの事です。

講座では他にどんなシチュエーションが考えられるかと、それぞれのシチュエーションごとのポイントを簡単に教えてくれます。

「簡単に」と言ったのは、2級講座では紙の選び方から切手についてまで、広く浅く教えるようなプログラムになっている事。

内容を気にするよりも、とにかく先ずは書きましょうという考え方によるものだと思われます。

ですから「何を」の次に来る「どう」の部分も、形式的な事柄(書式)はあまり触れずに講座は進みます

そして「どう」のもう一つのポイントである表現方法(気持ちを伝える書き方のコツ)について、話は進んでいきます。

letterseminar
(私が受講した際の2級講座の様子。)

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このブログの内容は、2014年にメルマガに書いたものの再掲となります。
現在の講座は通信講座が中心となります。手紙文化振興協会については、協会サイトで最新の情報をご確認ください。
http://www.tegami.or.jp/

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