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ペン工房便りのバックナンバー
2019年9月19日
2019年9月19日 苗字の日（平民も苗字が許される(1870)）
巨人軍の長嶋茂雄が、一塁ベースを踏みわすれて幻の本塁打(1958)
小柴昌俊(物理学1926) 島田歌穂(歌手1963) 西川貴教(歌手1970)の誕生日
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工┃房┃便┃り┃ 2019.09.19
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創業昭和二十二年 高級筆記具製造の【ペン工房キリタ】
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桐田平八様
自宅と工房の間が小さい庭になっていて、僅かな木々が植えています。
この夏は義兄が庭を、まるで本職の植木屋さんのように、器用に
手入れをしてくれたのですが、１本だけ手を付けられなかった木が
あります。
その木は、秋になると良い香りを事務所に届けてくれる金木犀の木
なのですが・・・(編集後記へ)
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目次、
1)メーカーこぼれ話「銀材到着しました。φ11mmです。」
2)うんちくコーナー「メッキについて、その５」
3)お客様の声ご紹介「ですが到着してみると、・・・
4)編集後記
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1)メーカーこぼれ話
銀無垢ボールペンの材料になる銀材が、かねてからお付き合いのある
上野の大淵銀器さんから、ようやく入荷しました。φ11mmです。
８月一杯まで展開したサマーキャンペーンで、他の手作り品と共に
銀無垢ペンも特価で販売したは良いけれど、今までは製造ができずに
いまして、誠に申し訳ありませんでした。
これから順次、銀無垢ボールペンも製造していきます。
と言っても、他の手作り品でさえ、キャンペーン後半にご注文いただ
いた分についてはまだ完納しておらず、順次納品している状態です。
銀無垢については、やはり９月の末頃と発送となりますが、なにとぞ
ご理解をいただき、発送までもうしばらくお待ちくださいませ。
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2)うんちくコーナー「メッキについて、その5
水槽の中の溶液（パッと見は水）に、めっきで着けたい金属（金めっき
なら金）を溶かし込みます。（どう溶かすのかは省略します）
水槽の中で、金はイオン化された状態で漂います。イオンとは原子の
中の電子が多いまたは少ない状態のことだそうです。
この水槽の中に＋の電極と−の電極を浸けます。電極とは具体的には
電気を通す金属の板や棒です。
この時、めっきを着けられたい金属（ペンの真鍮部品など）を−の
電極の先端に取り付けておきます。−の電極には、先端以外の部分を
塗装しておきます。
＋の電極へ電気を流すと、水中を通って−の電極へ電気が流れます。
この時に、水中のイオン化している金も−の電極に引っ張られて、
溶けた状態から元の塊に戻って電極の金属にくっつきます。
実際には−の電極は先端以外は塗装してあるので、先端に取り付けた
金属部品にだけ金がくっつく訳です。
（つづく）
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3)お客様の声ご紹介
職人さをんが手作りで仕上げている事、人の手が見えるような商品に
とても惹かれ、中でもケーファー の真鍮仕上げにとても惹かれました。
ジェットストリームのキットも一緒に購入しましたが、キット付属の
交換用ペン先は通常のメッキ仕上げなので、真鍮とは色味がおかしい
けど、最悪それで使おうと考えていました。
ですが到着してみると、キットのペン先も真鍮仕上げの加工をして
下さっており、商品を開けた時にたまらなく嬉しく、ああ、この
ボールペンにして良かったと思いました。
今、本当にお守りのような存在になっております。とても感謝して
います。ありがとうございました。
職人さんがいる仕事が、世の中から減っていく悲しいご時世ではあり
ますが、キリタ様の今後のご発展を心よりお祈り申し上げます。
大阪府 Ｙ・Ｋ 様
お買い上げいただいたケーファーボールペン真鍮仕上げはこちら
http://www.kirita-pen.jp/seihinn/kafer/brass/
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4)編集後記
最近、庭の金木犀の木の上の方に蜂が巣を作っていて、蜂が出入りを
しています。
まだ巣は小さく、蜂も多くは見かけないのですが、球体で穴が1つ
なので、スズメバチではないかと思われます。
流石に近寄ると危険なので、今はその木だけは手入れをせずに放置
しています。
蜂の活動が鈍る冬になったら処理しようと思ってはいるのですが、
自分でやるか、お金を出して業者に頼むか、迷っています。
う〜ん、どうしよう。やっぱり自分でやるのは危ないですかね？
ではまた来週にお目にかかります。
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ペン工房キリタ 桐平工業株式会社
３代目桐田平八(勝弘)
http://kirita-pen.jp/
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