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3代目桐田平八のページ
ペン工房キリタでは、重量感のあるペンを専門で開発生産しています。
それは決して軽くて手軽なペンを否定しているわけではありません。国内大手メーカーが販売している低価格のプラスチックペンは、先端技術のオンパレードです。新開発のゲルインク、新開発の機構やアイデアなど、世界の先端を走っているのは日本のメーカーです。これだけ東南アジア製の製品が普及してきた製造業界にあって、筆記具業界だけは、価格の不利を性能でカバーして奮闘していると言っても良いでしょう。
実は僕自身が、トンボやぺんてるの低価格製品を、オフィスでは実によく使っています。
ただ、高価格商品に関してはどうでしょう。
例えばグーグルで高級ボールペンギフトなどと検索した時に現れるのは、欧米の筆記具メーカーの製品を販売するサイトばかりです。
これはどうしてでしょう。日本の大手メーカーは中国製に対抗するのに夢中で、低価格帯製品に資源を集中し、高価格帯ギフト需要に対しては、まるで白旗を揚げてしまっているようです。
低価格帯に集中しなければならなかったもう一つの理由として、バブル期において、日本のメーカーは服飾ブランドのペンばかり販売し、自社ブランドの高級ペンを育てなかったことがあげられます。景気の減退と共に服飾ブランドのペンが売れなくなり、同時にブランド側が本業以外のライセンス商品を締めつけ始めた時に、国内メーカーは高級品を縮小せざるをえない状況に陥ったのです。
(例外的に、万年筆と複合ペンはがんばっています。)
実際には大手メーカーの多くは、高級ペンに関しては、我々のような下請け工場でOEM生産をしていました。
そして今、大手からの注文がなくなった多くの下請け工場が淘汰されつつあります。弊社もその中の1つです。
「このままでは金属製の高級ペンを生産する技術が途絶えてしまう。
」
「我々の代だけで、会社を閉じたくない。」
そんな思いが
ここ数年、僕の胸の中を渦巻いていました。
「よし、このまま潰れてしまうわけには行かない。大手がやらないのなら、うちがやろう。日本製の、日本のブランドの高級筆記具を少しずつでもいいから広めていこう。」
そんな決意から、ペン工房キリタの製品はできあがりました。東京の下町製の、純国産の金属製高級筆記具です。
適度な重量感があり、質感の高い、落ち着いた大人のペンです。サイトで販売するオリジナル品には、あえて斬新なデザインや先進的な技術を追わず、熟成した構造で安定した品質のものに限定しました。
どうかペン工房キリタの製品が、あなたの生活を彩るアイテムになりますことを希望してやみません。
実は帽子マニアです。 長男拳、長女珠莉と。
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製品ピックアップ
ちょうど良い長さと重さ。頭部に自由な絵柄やスワロフスキーを入れ世界に1本だけのオリジナルを作れます。 |
エレガントな8角ボディ。少し細身で女性にもピッタリ。 |
アクリルラッカー塗装+研ぎ出し研磨のしっとりした艶。 |
縦縞の彫り込みにロジウムメッキの輝きが映えます。 |
純度92.5%の銀製プレスボディを研磨仕上げ。 |
使い込むほど艶が深まる特殊な樹脂を削りだした逸品。 |
石川県輪島で一本一本丁寧に筆で描いて貰いました。 |
金属の無垢棒から職人が削り出した、ずっしり重い超重量。 |
使いやすさを追求した7つのこだわりとは? |
キリタと同じ江戸川区の老舗工房Cカンパニー製 |
日本一のペンクリップメーカーが作った書類用クリップ |
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